【今日の名言】
吉村順三(建築家、1908~1997)
雨の日に家にいると、家に守られているようで、好きだ。
吉村はおもに昭和の戦後に活躍し、大規模な公共建築から低予算の小住宅まで、いずれも見事な作品を残した建築家です。
今日、私の住む東京方面はかなりの雪が降っています。こういう悪天候の日は、吉村順三のこの言葉を思い出します。
今私は家にいますが、こんな天気の日にも、ずっと屋外で仕事をしている人もいる。しかし、その人たちも仕事を終えれば家に戻って、そこに守られる。
どんな家でもいい。家の中で「守られているなー」と感じてみる。気分が少しは変わるはず。
東京芸術大学で開催された吉村順三展(2005年)のチラシ。写真は代表作のひとつ、自邸である軽井沢山荘。
軽井沢山荘を吉村自身が紹介した、一般向けの本。