そういちコラム

数百文字~3000文字で森羅万象を語る。挿絵も描いてます。世界史ブログ「そういち総研」もお願いします。

小さなピース(断片)だけでなく、たまには大きな塊(かたまり)を

「小さなピース(断片)」は、今の文化の主流です。

たとえば、本1冊ではなく、ブログの短い記事や百数十文字のつぶやきを読む。音楽ならアルバム全体を聴くのではなく、1曲ずつダウンロード。長編の映画やドラマよりも短い動画。

この傾向は、すっかり定着しました。とくに子どもたちや若い人のあいだではそうです。そのうちスポーツも、試合時間が短いものが人気になるかもしれません。

それだけに、たまには古臭い・大長編の「大きな塊(かたまり)」に目を向けると、発見があるでしょう。それらは、今の文化の「元ネタ」です。

そして、「大きな塊」に学ぶことで、ネット上の小さなピースだけを情報源とする人との差異化もできるはずです。

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