そういちコラム

数百文字~3000文字で森羅万象を語る。挿絵も描いてます。世界史ブログ「そういち総研」もお願いします。

暮らし

「一汁一菜」のシンプルな自炊

この何年か、やや大きめの汁椀を夫婦で使っています。これに何種類かの野菜、豆腐や油揚げ、肉・魚などが入った「具沢山の味噌汁」をたっぷりと盛り付ける。すると、あとはご飯と漬物やふりかけで、かなり満足できる食事になる。 私は料理上手ではありません…

徹底的な片づけ

数年に1回は家じゅうのモノを整理するまとまった片づけをしていますが、昨年はとくに徹底して行いました。 この数年、モノが増えて収納の秩序が崩れていました。本来まとめて収納すべきモノが無秩序に分散して全体像がみえなくなっていたのです。 たとえばペ…

書店をうろうろする贅沢

仕事などの帰り道や休みの日に、近所の駅前の、そんなには大きくない本屋さんに立ち寄るのが大好きです。 時間に余裕があると、1時間くらいうろうろして目についた本を、10冊くらいは手にとってめくってみます。例えば歴史、政治、SF、ビジネス、映画、料理…

新旧2つの世界・インターネット以前と以後

今から30年余り前、私そういちが若者だった1990年頃、活字文化はまだそれなりに元気でした。当時の私は読書好きの1人として、社会・人文系の古典を読むことに大きな意義を感じていました。古書店にも足を運びました。 インターネットはなく、パソコンも普及…

10万円あったら何をする

少し前にこんなテレビ番組がありました。「10万円あげるとしたら何をする?」と、いろんな人に聞いてみる。旅行や貯金などではない、面白い使いみちを言う人には10万円をあげて実行してもらう。 何度かそういう番組が放送されたと思いますが、私がみたなかで…

制約の中でもそれなりに美しく

雑誌『暮しの手帖』を創刊した花森安治(1911~78)の言葉に 「美しいものを見わける眼を持っているひとは、どんなときでも、自分の暮しを、それなりに美しくすることが出来る、幸せなひとである」 というのがあります。これからの時代、「美しい暮らしをし…